いぬお病院 外観

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デイケア・ナイトケア

デイケア、何するところ?

デイケアというと、最近、老人介護関係で身近になってきました。


しかし、精神科・心療内科におけるデイケアは老人介護におけるデイケアとはちょっと異なります。

では精神科デイケアとはどんなことをするところでしょう?

デイケアとはその言葉通り「デイ」つまり日中に「ケア」(お手伝い)をするところという意味です。

入院するほどに症状が悪いわけではないけれど、きちんと仕事をするほどまでにはまだ回復していない。
だからといって、何もしないで一日中家の中でゴロゴロ引きこもっていても始まらない。
病院に行くといっても、診察は1~2週間に一度だし、建物は入院している人のためにあるわけだから居場所がない。

そんな方のためにあるのが、デイケアです。
病院の敷地にあるデイケア棟では様々な作業やレクリエーション、スポーツやお料理などいろんなことをしています。

自分のペースにあわせ、週に2~5日、仲間と一緒に楽しい時間を過ごすことができます。
自己のステップを踏みながら、社会に戻る準備をスタッフがお手伝い(=ケア)していきます。
引きこもらないで、みんなと一緒に楽しく社会復帰ができるといいですね。

ナイトケア、何するところ?

ナイトケアはデイケアと同じく、ナイトつまり夕方から夜にかけて、社会復帰に向けての準備を、みんなで一緒にするプログラムです。
ナイトケアは毎日ではありませんが、お仕事をすでにされている方が仕事の後に参加されたり、夜もみんなと一緒にいたいという方が参加されています。

デイケアとナイトケア、いずれも社会復帰への第一歩としてとても有効な方法です。
是非参加されてみてはいかがでしょうか?

■デイケア

毎日、9時から5時まで。(参加日数、参加時間は自分で決められます)


■ナイトケア

月曜日/火曜日/金曜日、4時から8時半まで。(これも自由に参加日数、時間を決められます)
その月のプログラムはニュースレターのページで毎月掲示します。